夏のビジネスシャツは麻素材で決まり!リネンシャツの魅力とメリットを紹介

スーツ
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サラリーマンにとって夏に着るビジネスシャツは悩みの種だと思います。
少しオフィスの外に出ただけで汗だくになってしまい、シャツの中に着ているインナーが透けてしまったり、びしょびしょのままオフィスの冷房にあたって、風邪をひきそうになったことはありませんか?
もし、快適に夏のオフィスライフを過ごせていないのなら、夏に着るべきYシャツは麻(リネン)素材のもので決定です。
リネンシャツは通気性もよく、化学繊維のシャツよりもおしゃれに見え、何よりも毎日洗ってもアイロンいらずと良い事ずくめです。
私も夏はリネンシャツを毎日着て会社に行っていますが、ほとんどの同僚は化学繊維のシャツか良くても綿(コットン)素材のシャツを着ています。
ですが、同僚の人たちが快適なオフィスライフを過ごしているかというと、私にはあまりそう見えませんし、何よりもサラリーマンとして「ちぐはぐ」に見えてしまうことがあります。

今回は夏のオフィスライフを快適に過ごすマストアイテムである「リネンシャツ」の魅力を紹介していこうと思います。

リネンシャツを着るメリット

リネンシャツを着る最大のメリットは、以下の3つです。
①通気性が良く汗をかいてもすぐに乾く
②リネンシャツはシワも「味」になるので、毎日洗濯してもアイロンをかける手間が省ける
③天然素材なので、化学繊維のシャツには無い高級感と見た目の涼しさを演出できる

以上のメリットについて詳しく見ていこうと思います。

通気性が良くすぐに乾く

麻素材の最大の特徴として、その通気性と速乾性が挙げられます。
リネンは繊維の中が空洞となっており、外気を通しやすいので、暑い夏に外に出ても、涼しい風が体に取り込まれ、汗もすぐに乾いてくれるので、着用していてとても快適に過ごすことができます。

逆にコットン(綿)素材や化学繊維のシャツは通気性や速乾性が低いので、一度汗をかいてしまうとベタベタして不快感が残ってしまう場合があります。

毎日洗えてアイロンがいらない

リネンシャツと言えば、一般的なコットン素材のシャツにはない「風合い」が挙げられます。
コットン素材のシャツはしっかりとアイロンをかけてパリッとしていないと「だらしない」と思われてしまいますが、リネン素材は着れば着るほどくたくたになっていき、「味」が出てきて、リネンシャツにしかに「おしゃれ感」を演出してくれるようになります。
真夏ならばジャケットを脱いでお仕事をする人も多いと思いますが、シャツ1枚になったときにおしゃれに見せることができるのもリネンシャツの強みと言えると思います。
もし、シワが気になるようでしたら、乾燥機などを使わず、濡れたまま陰干ししてみましょう。
水分の重みでシワが伸ばされますし、リネンは速乾性にも優れているので、すぐに乾いてしまうので、手間なしでシワを伸ばすことができますよ。

天然素材ならではの高級感がある

リネンは天然の植物性素材のため、化学繊維のシャツには無い高級感を出すことができます。
昨今では速乾性に優れた素材や通気性を売りにしている化学繊維のシャツもたくさん販売されていますが、やはり化学繊維のシャツはどうしても「安っぽい」という印象を与えてしまう場合があります。

職種にもよるでしょうが、私のお客様は比較的年齢も高く、直接お会いする事も多いため、見た目の第一印象がとても大切になってきます。
高級感とは言い換えれば相手への「敬意」につながると私は考えていますので、第一印象で不快な思いを与えないためにも天然素材の物を身につけた方が相手への印象も良くなるのではないでしょうか。

また、本来スーツはウールがメインですが、夏場になるとリネンやコットンなどが含まれた物を着用する機会も増えると思います。
そのような場合でも化学繊維のシャツよりも天然素材のシャツの方が全体の一体感を演出することができ、「できるサラリーマン」を演出することにもつながると思います。

リネンシャツの襟の形は?

リネンシャツに限らず、ビジネスシャツの襟の形は以下の2つが良いとされています。
①ワイド(セミワイド)カラー
②ボタンダウン

以上の2つの中から選ぶと見た目の印象が良くなります。

特にボタンダウンはジャケットを羽織らない場合はちょっとしたアクセントにもなるので、嫌味なくおしゃれ感を演出することができます。

ですが、ボタンダウンシャツに限らずボタンを止める糸の色を変えたり、襟元のボタンだけ違う物にするなどの変化を持たせるのはやめましょう。
色を派手にしてアクセントをつけたい気持ちはわかりますが、ビジネスシーンではそのような「あからさまなおしゃれ」は見る人が見たら、あまりおしゃれには感じず、マイナスの印象を与えてしまう場合があります。
メンズファッションのおしゃれの基本はさりげなくちょっとした工夫を入れるとグッと良くなるので、ボタンの色や糸の色は白を基調としたものにして、リネン素材そのものの味でおしゃれさを演出するようにしましょう。

間違っても一般的なサラリーマンの方は「カッタウェー」や「ピンホール」のようなおしゃれシャツは選ばないようにしましょう。
このようなおしゃれシャツは休日などプライベートでおしゃれを楽しみたい時に採用するのが良いと思います。

リネンシャツで半袖はあり?

リネンシャツに限らず、ビジネスで用いるシャツは基本的には長袖の物が良いとされています。
半袖シャツも市民権を得て、多くのサラリーマンが着用していますが、やはり「シャツ」という本来完成された物に手を加えて作られた物ですので、違和感を覚える人も少なくいるようです。
ましてやリネンシャツには通気性と速乾性という2つの武器が備わっているので、わざわざ半袖にしなくてはいけない場面は少ないと思います。

また、夏の日差しを直接肌で受けてしまう半袖よりも長袖を着て直射日光を防いだ方が夏場の暑さ対策には有効だという話もよく聞きます。
どうしても半袖になりたい場合は、袖をめくるとよいでしょう。
リネン素材本来の見た目の涼しさと袖をまくった姿は相手に対しても涼し気な印象を与えることができます。
逆に化学繊維100%の半袖シャツを着て汗だくでお客様の前に出てしまうと暑苦しい印象を与えてしまうかもしれませんので、その点でも見た目に涼しいリネン素材が優れていると言えると思います。

また、扇子などでシャツに風を送り込むと、リネン本来の通気性と速乾性が活かされ涼しく快適に夏のオフィスライフを過ごすことができるますので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

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